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明星中学の算数問題の解答です

『南大阪 中学受験地図』 2月17日付の『こんな問題、出題されました!「明星中学:算数:2次試験」 』の解答です。

コメントでお答えをいただいた皆様、そしてこの解答をご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

■解答■
(1)B 2回  C 12回
(2)8回

■解説■
(1)兄の得点をまとめると、次のようになります。
  A的中:8点×11回=88点
  B的中:3点×?回=?点
  C的中:1点×?回=?点
  はずれ:0点× 5回= 0点
  合 計:   30回 106点

 つまり、BとCだけで、30-(11+5)=14回で 106-8×11=18点をとったことになります。14回すべてがBの3点なら、3×14=42点になり、42-18=24点多すぎます。Bより2点少ないCを24÷2=12回入れなければなりません。Bはその分、減りますから、14-12=2回となります。

(2)弟の得点をまとめると、次のようになります。
  A的中:8点×Cの2/3の回数=?点
  B的中:3点×?回=?点
  C的中:1点×?回=?点
  合 計:   30回 106点
 
 ここで、A的中2回につき、C的中は3回になるという関係がわかりますので、この5回分を1組として考えます。

  A的中2回+C的中3回:19点×?組=?点
  B的中:3点×?回=?点
  合 計:   30回 106点

 A+Cだけだったとすると、30÷5=6組で、19×6=114点となります。これは114-106=8点多すぎます。A+Cの1組分の5回をすべてBに変えると、3×5=15点となり、19-15=4点だけ少なくなります。8÷4=2となり、A+C2組分をBに変えればよいことになります。すなわち、A+Cは4組となり、Bは10回となります。そしてAは2×4=8回、Cは3×4=12回となります。

(1)も(2)も、つるかめ算の考え方を使って解きました。
他にもいろいろな解き方があると思います。

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2010年02月22日 11:03に投稿されたエントリーのページです。

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