「もののとけ方」として、水溶液の性質を学ぶときに、必ず取り上げられるのが「ミョウバン」です。
料理や日本画のにじみ防止、写真の定着液、水の不純物の沈殿剤などと、いろいろな用途があるそうです。
水に溶ける量が温度によって大きく変化するので、実験などによく使われます。
大きな結晶ができるので、子どもたちの興味を引きます。
この「ミョウバン」という言葉の響きは、なんとなく不思議で外来語のようですが、実は漢字で書けます。「明礬」となります。「礬」は画数が多いので、拡大すると下のようになります。
これは硫酸を含む鉱物につける字のようで、他に「緑礬」「赤礬」「胆礬」などと使われることがあるようです。